格安SIMの月20GBプラン最安値のおすすめ9社を比較!安くて速度が速く安定するサービス
2026.08.28

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「20GBを最安値で使いたい。でも動画やゲームもそれなりに楽しみたい」
10GBが“日常使いで足りる容量”だとすれば、20GBは動画視聴やアプリのダウンロードもそこそこする人向けのワンランク上の容量帯。だからこそ、安さだけで選ぶと「月末に速度制限がかかって結局ストレス」という結果になりがちです。
そこでこの記事では、月額料金に加えて「20GBを使い切ってしまったとき、どう対処できるか」という視点も比較の軸に加えました。
追加データが1GB200円のサービスもあれば550円のサービスもあり、そもそも超過後も3Mbpsで使い放題になるサービスもあります。この差を知っているかどうかで、年間のスマホ代は数千円〜1万円以上変わります。
※本記事の料金はすべて税込表記、2026年8月時点の各社公式情報をもとにしています。
キャンペーンや料金改定により変動する場合があるため、申し込み前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。
格安SIM月20GBプランおすすめの最安値9社を比較
結論を先に言うと、純粋な安さでは日本通信SIM(1,390円)が突出しており、超えたあとの安心感なら楽天モバイル(超過後は使い放題)とmineo(3Mbps使い放題が無料)、速度の安定性ならahamo・LINEMOという住み分けになります。
| サービス名 | 月額料金(音声) | 20GB超過後 | 回線 |
|---|---|---|---|
| ahamo | 2,970円30GB・5分かけ放題込み | 1GBごと550円で追加制限時は最大1Mbps | ドコモ回線MNO |
| 楽天モバイル | 2,178円〜20GB | 3,278円でデータ使い放題に移行 | 楽天回線MNO |
| LINEMO | 2,970円ベストプランV/30GB・5分かけ放題込み | 45GBまで最大1Mbps以降128kbps | ソフトバンク回線MNO |
| povo2.0 | 2,780円30GB/30日間トッピング | 最大128kbps追加トッピングで復活 | au回線MNO |
| UQモバイル | 2,728円トクトクプラン2・〜30GB/割引適用時 | 最大1Mbps40GB超で128kbps | au回線サブブランド |
| mineo | 1,958円15GB / 30GBは2,178円 | 最大3Mbpsで使い放題が無料付帯 | ドコモ/au/SBMVNO |
| イオンモバイル | 1,958円20GB | 最大200kbps1GBごと528円で追加 | ドコモ/auMVNO |
| HISモバイル | 2,090円20GB・6分かけ放題込み | 最大200kbps1GBごと200円で追加 | ドコモ回線MVNO |
| 日本通信SIM | 1,390円20GB・70分無料通話込み | 1GBごと220円で追加上限は50GBまで変更可 | ドコモ回線MVNO |
※料金はすべて税込表記、2026年8月時点の各社公式情報をもとにしています。キャンペーンや料金改定により変動する場合があるため、最新情報は各社公式サイトでご確認ください。
ここからは1社ずつ、料金・強み・どんな人に向いているかを見ていきます。
ahamo|30GB月額2,970円だから20GB利用なら実質お得に使える

ahamoには20GB専用プランはなく、30GBで月額2,970円という設計です。
ただしこれは20GBユーザーにとってマイナスではありません。20GBしか使わない月でも10GB分の“のりしろ”が常にあるということだからです。「今月は動画を見過ぎた」という月でも速度制限に怯えずに済みます。
さらに2026年8月1日からは、料金2,970円のまま30GB→40GBへ増量するキャンペーンが実施中(手続き不要・自動適用、終了日未定)。
公式のプランページは30GB表記のままなので、恒久改定ではなく期間限定の施策と考えておきましょう。
ahamoの本質的な価値は、ドコモ回線をそのまま使うMNOであることと、5分以内の国内通話無料が最初から込みであることの2点です。
MVNOが苦手とする平日昼の混雑時間帯でも速度が落ちにくく、短い電話をよくかける人なら通話オプション代もかかりません。
楽天モバイル|段階制プランで使わない月も無駄なし

楽天モバイルの「Rakuten最強プラン」は、3GBまで1,078円/20GBまで2,178円/20GB超はいくら使っても3,278円という3段階の従量制です。
20GBという容量帯において、楽天モバイルには他社にない決定的な強みがあります。それは「20GBを超えても速度制限にならず、そのまま使い放題に移行する」という点です。
他社なら200kbpsに絞られて動画が止まる場面でも、楽天モバイルは差額1,100円で無制限に切り替わるだけ。「20GBで足りるはずだけど、たまに超えるのが怖い」という人の不安をまるごと解消してくれる設計です。
加えて専用アプリ「Rakuten Link」を使えば国内通話がかけ放題(無料)。他社なら月1,000円前後かかる完全かけ放題が実質タダになるため、通話が多い人ほど総額は下がります。楽天市場のポイント還元(SPU)が上がる点も見逃せません。
LINEMO|20GB「ベストプランV」でLINE使い放題&ストレスフリーな速度

LINEMOの上位プラン「ベストプランV」は、30GBまで一律2,970円、5分以内の国内通話無料込み。かつては「20GBまで2,970円/30GBまで3,960円」の2段階制でしたが、現在は30GBに一本化されており、20GBユーザーにとっては実質的な値下げとなっています。
LINEMOならではの武器が「LINEギガフリー」です。LINEアプリのトーク送受信、音声通話、ビデオ通話はデータ消費にカウントされません。
家族や友人との連絡がLINE通話中心なら、その分まるごと20GBの外側で使えることになります。しかも速度制限中でもLINEはデータフリーのまま使えるため、万一ギガを使い切っても連絡手段が途絶えないのは大きな安心材料です。
回線はソフトバンク本体のものをそのまま使うため、昼休みの混雑時間帯にも強いのが特徴。なお超過後は45GBまで最大1Mbpsに制限され、それを超えると128kbpsまで落ちる2段階制になっています。
povo|必要なときだけデータをトッピング購入できる

povo2.0は基本料0円で、必要なデータを「トッピング」として都度購入する仕組みです。毎月固定の料金が発生しないため、使い方次第で圧倒的に安くなります。
ただしここで重要な注意点があります。かつて主力だった「20GB(30日間)2,700円」のトッピングは2025年10月20日で提供終了しました。30GBトッピングとの価格差が80円しかなく、存在意義が薄れたためです。
現在20GB前後を求める人が選ぶべきは、以下の選択肢になります。
- データ追加30GB(30日間)/2,780円……毎月30GB使う人の標準形
- データ追加90GB(90日間)/7,980円……1か月あたり30GB・2,660円
- データ追加180GB(180日間)/14,880円……1か月あたり30GB・2,480円と最安
- データ追加3GB(30日間)/990円・5GB(30日間)/1,380円……使わない月はここまで下げられる
つまりまとめ買いをするほど1か月あたりの単価が下がるのがpovoの構造です。「毎月30GB前後を安定して使う」なら180日分をまとめ買いするのが最も安く、au回線のMNOでありながら月2,480円という水準は非常に競争力があります。
一方で注意したいのが「180日ルール」。180日間、有料トッピングを1度も購入しないと利用停止になる可能性があります。
またトッピングは自分で購入・管理する必要があるため、「毎月自動で同じ容量が使えるほうがラク」という人には不向きです。自分で管理する手間を許容できる人にとっては、最安クラスの選択肢になります。
UQモバイル|au回線のサブブランドで店舗サポートも充実

UQモバイルはauのサブブランドで、キャリアの帯域を優先的に使えるため昼でも速度が落ちにくいのが最大の強みです。加えて全国2,700店舗以上で対面サポートが受けられます。
現行プランは2種類。20GB前後の利用なら「トクトクプラン2」が候補になります。
| プラン | データ容量 | 月額料金 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| トクトクプラン2 | 〜30GB | 基本4,048円 →各種割引適用で2,728円 (5GB以下の月は1,628円) | 自宅セット割・au PAYカードお支払い割の適用が前提。使わない月は自動で安くなる |
| コミコミプランバリュー | 35GB | 3,828円 (UQコミコミおトク割で最大13か月3,168円) | 10分かけ放題が標準付帯。セット割が組めない単身者向け |
ポイントはトクトクプラン2が「割引ありき」の価格設定であること。
自宅のインターネットや電気をauにまとめられる人なら2,728円まで下がりますが、割引がないと4,048円と一気に割高になります。自宅セット割を組めるかどうかが、UQモバイルを選ぶかの分かれ目です。余ったデータの翌月繰り越しにも対応しています。
mineo|20GB+「最大3Mbps使い放題」が無料で付いてくる
mineoは2025年11月に料金据え置きで容量を大幅増量し、現在は15GBが1,958円、30GBが2,178円という構成になっています(20GBというコースは廃止されました)。20GB前後を狙うなら、この2つが選択肢です。
そしてmineo最大の武器が「パケット放題 3Mbps」。2026年3月10日に正式リリースされたオプションで、15GB以上のコースなら無料で付帯します。専用スイッチをONにすれば最大3Mbpsでデータが使い放題になり、これは標準画質の動画視聴やSNS閲覧なら十分快適に使えるレベルです。
つまりmineoの15GBコース(1,958円)は、実質「15GBの高速通信+3Mbps無制限」という構成。「20GBを使い切ったらどうしよう」という悩みが、そもそも発生しません。この記事の比較軸である“20GB超過後の対処”という観点では、最も優れた解答のひとつだといえます。余ったデータの翌月繰り越しにも対応しています。
イオンモバイル|20GBが月1,958円で格安SIMの中でも安め
イオンモバイルの「さいてきプラン」は、20GBで月額1,958円。10GBの1,848円からわずか110円上乗せするだけで倍の容量になるため、10GBで迷っている人ほど20GBを選ぶ価値が高いという珍しい価格構造になっています。
最大の強みは全国のイオン店舗で対面サポートが受けられること。オンライン専用サービスが主流の格安SIMにおいて、契約から初期設定、契約後の相談まで店頭で完結できる安心感は代えがたい価値があります。解約金なしでプラン変更・解約できる点も、気軽に試せる理由です。
通話料は11円/30秒(イオンでんわアプリ経由)。データが不足した場合は1GB 528円で追加購入できますが、追加分は当月内のみ有効で翌月には繰り越せない点は覚えておきましょう。
HISモバイル|20GBが月2,090円と6分かけ放題付きでお得
HISモバイルの「自由自在2.0プラン」20GBは、月額2,090円で6分かけ放題が標準付帯。他社の通話定額は5分が主流ですから、1分長い6分というのは地味ながら実用的な差別化です。
そしてこの記事の比較軸で見たとき、HISモバイルには見逃せない強みがあります。追加データが1GBあたり200円と、比較した9社の中で最安だという点です。ahamoやLINEMOの550円と比べると3分の1以下。「月末に2GBだけ足りない」という状況でも、400円で解決できます。
もともとHISモバイルは通話料9円/30秒という業界最安クラスの通話料が武器で、しかも専用アプリ不要でスマホ標準の電話アプリからかけるだけで適用されます。「アプリを入れ忘れて通話料が倍になっていた」という失敗が起きないのは、初心者にとって大きな安心です。
日本通信SIM|合理的みんなのプラン月額1,390円は圧倒的安さ
安いのが日本通信SIMの「合理的みんなのプラン」(20GB・月額1,390円)です。2位のイオンモバイル(1,958円)と比べても568円安く、年間で6,816円の差になります。
しかもこの1,390円には、月70分の無料通話(または5分かけ放題)が最初から含まれています。他社は通話定額が別料金(月500〜900円程度)であることが多いため、通話込みの総額で比較すると差はさらに開きます。
70分の無料通話は通話料1,540円相当にあたるため、実質的なコスパはさらに高いといえます。
データが足りない場合は1GBあたり220円で追加でき、マイページから上限を50GBまで1GB単位で設定可能。完全かけ放題も+1,600円で追加できます。
【選び方】格安SIM月20GBプラン4つの比較ポイント
「結局どれを選べば失敗しないのか」を判断するための軸は4つです。この4つを自分の使い方に当てはめれば、候補は自然と2〜3社まで絞り込めます。
MNOかMVNOかで選ぶ
格安SIMは大きく2つのタイプに分かれます。この違いを知らずに契約することが、乗り換え後の後悔で最も多い原因です。
主なサービスahamo・楽天モバイル・LINEMO・povo・UQモバイル
大手キャリアの回線をそのまま使う。
帯域に余裕があり、昼や夕方の混雑時間帯でも速度が落ちにくい
月額の目安 2,700〜3,000円 前後
主なサービスmineo・イオンモバイル・HISモバイル・日本通信SIM
大手キャリアから回線の一部を「間借り」して運営。
設備コストが低いぶん安いただし利用者が集中する時間帯は速度が落ちやすい
月額の目安 1,300〜2,100円 前後
その差はおよそ月700〜1,600円。年間にすると8,000〜19,000円ほどになります。
この金額を「昼の快適さ」に払う価値があると思うならMNO系、自宅や職場にWi-Fiがあって昼はあまりスマホを使わないならMVNO系。
20GBを超えたときの対処法で選ぶ
20GBという容量帯では、月に1〜2回は「あと少し足りない」が起こります。そのときにいくらかかるか、どうなるかは各社でまったく違います。
| タイプ | サービス | 超過後の扱い |
|---|---|---|
| そのまま使い放題になる | 楽天モバイル | 3,278円で無制限に自動移行。上限が読める安心感 |
| 低速だが使い放題 | mineo15GB以上 | 最大3Mbpsで使い放題が無料付帯。動画も見られる |
| 追加購入が安い | 日本通信SIM1GB 220円 | 「あと少し」を安く買い足せる |
| 追加購入が高め | イオンモバイル1GB 528円 | 頻繁に買い足すと割高になる |
| 制限速度が実用的 | ahamo | 最大1Mbps。標準画質の動画やSNSは可能 |
※料金はすべて税込表記、2026年8月時点の各社公式情報をもとにしています。最新情報は各社公式サイトでご確認ください。
ここで見落とされがちなのが、制限後の速度が200kbpsか1Mbpsかで体感がまったく違うという点です。
1Mbpsなら標準画質の動画やSNSは使えますが、200kbpsではLINEのテキスト送受信でも待たされます。「毎月ギリギリになりそう」という自覚がある人は、月額の安さより超過後の条件を優先して選んだほうが満足度は高くなります。
テザリング・データ繰り越しの有無で選ぶ
20GBを選ぶ人の多くは、ノートPCやタブレットへのテザリングも視野に入れているはずです。今回紹介した会社はすべてテザリングを無料で利用できます(申し込み不要のサービスがほとんど)。
大手キャリアのように月数百円のオプション料がかからないのは、格安SIM全体のメリットです。
差がつくのはデータ繰り越しのほうです。
- 繰り越しあり:mineo、イオンモバイル、IIJmio、UQモバイル、NUROモバイル
- 繰り越しなし:ahamo、LINEMO、楽天モバイル、HISモバイル、日本通信SIM ※段階制や大容量、使い放題で補う設計
たとえば毎月平均15GBしか使わない人が繰り越しありのサービスを使えば、5GBずつ貯まっていき、旅行や帰省で通信量が跳ね上がる月にそのストックで乗り切れます。月ごとの使用量にムラが大きい人ほど、繰り越し機能の価値は高くなります。
かけ放題オプションの有無で選ぶ
月額料金だけを比べると見落とすのが通話コストです。「基本料金+通話オプション=実質の月額」で並べ直すと、順位はしばしば入れ替わります。
| サービス | プランに含まれる通話 | 完全かけ放題の追加料金 |
|---|---|---|
| 日本通信SIM | 月70分無料通話 or 5分かけ放題 | +1,600円 |
| HISモバイル | 6分かけ放題 | +1,480円通話料9円/30秒 |
| ahamo・LINEMOベストプランV | 5分かけ放題 | +1,100円 |
| UQモバイルコミコミプランバリュー | 10分かけ放題 | +1,100円 |
| 楽天モバイル | Rakuten Linkで国内通話無料 | 不要 |
| mineo・イオンモバイル | なし通話料11円/30秒 | +1,210〜1,650円 |
※料金はすべて税込表記、2026年8月時点の各社公式情報をもとにしています。最新情報は各社公式サイトでご確認ください。
ポイントは「通話定額が最初から込みか、別料金か」。たとえばmineo 15GB(1,958円)に5分かけ放題を付けると2,500円前後になり、通話込みで1,390円の日本通信SIMより高くなります。
長電話が多いなら、専用アプリ経由で国内通話が無料になる楽天モバイルが実質的に最強です。
【消費目安】格安SIM「月20GBプラン」はどこまで使える?
「20GBって結局どのくらい使えるの?」用途別に具体的な数字で見ていきましょう。
動画視聴・ゲーム
結論から言うと、YouTubeの標準画質なら約30〜40時間、1日あたり1時間強視聴できる計算です。
| 用途 | 1回あたりのデータ消費目安 | 20GBでの利用可能目安 |
|---|---|---|
| YouTube視聴標準画質 | 約10MB/分 | 約33時間 |
| YouTube視聴高画質 | 約18MB/分 | 約18時間 |
| 動画配信サービス視聴標準画質 | 約200MB/時間 | 約100時間 |
| スマホゲーム3Dアクション系 | 約5〜10MB/分 | 約33〜66時間 |
| Web会議Zoom等・音声のみ | 約30MB/時間 | 約660時間 |
※データ消費量は目安です。実際の消費量は画質設定・アプリの仕様・通信環境によって変動します。
スマホゲームについて補足すると、モンスターストライクやパズドラのようなゲームは、実は通信量そのものは多くありません。
1日1時間プレイしても月に約9〜18GB……ではなく、実際にはバトル中は通信が発生しない設計のものが多く、月1〜3GB程度に収まるケースが大半です。ギガを大きく消費するのは、むしろアップデートやイベント時のデータダウンロード(1回で数百MB〜数GB)のほうです。
つまりゲーム好きの人が気をつけるべきは、プレイ時間よりも「大型アップデートを外出先でダウンロードしないこと」。これさえWi-Fiで済ませておけば、20GBで十分にやりくりできます。
テザリングを使ったテレワークや外出先でのパソコン作業の可能時間
ノートPCをつないで作業する場合の目安も見ておきましょう。
| 作業内容 | 1時間あたりのデータ消費目安 | 20GBでの利用可能時間目安 |
|---|---|---|
| Web会議カメラON・ビデオ会議 | 約500〜600MB | 約33〜40時間 |
| Web会議音声のみ・画面共有中心 | 約50〜70MB | 約285〜400時間 |
| メール・資料作成・ブラウジング中心の作業 | 約100〜200MB | 約100〜200時間 |
| クラウドストレージのアップロード/ダウンロード | ファイルサイズ分 そのまま消費 |
例:1GBファイルなら1GB消費 |
| ビジネスチャット常時起動+通知Slack・Teams等 | 約20〜30MB | 約660〜1,000時間 |
※データ消費量は目安です。実際の消費量は画質設定・参加人数・アプリの仕様・通信環境によって変動します。
1日8時間のテレワーク(ビデオ会議2時間+メール・資料作成などの一般作業6時間)をテザリングだけで行う場合、1日あたり約1.6〜2.0GBを消費する計算になります。20GBなら約10〜12日分に相当します。
この試算から見えてくる結論は明確です。
- 週に2〜3日だけ外出先でテレワークする人……20GBプランで十分にまかなえる
- ほぼ毎日ビデオ会議中心でテザリングする人……20GBでは月半ばで足りなくなる
後者に当てはまる人は、データ使い放題系の楽天モバイル(3,278円で無制限)や、大盛りオプション付きのahamo(4,950円で110GB)も検討候補に入れましょう。あるいはmineoの3Mbps使い放題なら、音声中心の会議や資料作成であれば実用範囲でカバーできます。
格安SIMの20GBプランが向いている人の特徴
ここまでの内容を踏まえると、20GBプランがぴったりハマるのは次のような人です。
- 通勤中に動画配信サービスをよく見る人
- 自宅にWi-Fiがなくスマホがメイン回線の人
- スマホゲームを外出先でも楽しみたい人
通勤中に動画配信サービスをよく見る人にとって、20GBは非常に現実的なラインです。片道30分の通勤で往復1時間、標準画質の動画を毎日見たとしても月に約20時間・12GB程度。残りの8GBをSNSやWeb閲覧に回せる余裕があります。10GBでは月末に確実に足りなくなる層です。
自宅にWi-Fiがない一人暮らしの人にとっても、20GBは有力な選択肢です。光回線を引くと月4,000〜5,000円かかりますが、20GBプランなら1,390円〜2,970円。「動画は寝る前に少し見る程度、大きなダウンロードはしない」という生活スタイルなら、スマホ1台で十分に完結します。この場合は、超過しても使い放題に移行する楽天モバイルや、3Mbps使い放題が付くmineoを選ぶと安心感がぐっと増します。
スマホゲームを外出先でも楽しみたい人は、前述のとおりプレイ自体の通信量は多くないものの、アップデートやイベントデータのダウンロードでまとまった容量を使います。10GBでは不安、でも無制限までは不要——そのちょうど中間にあるのが20GBです。
【節約】格安SIM月20GBプランで月の通信費を限界まで安くするコツ
プランを選んだあとも、通信費を下げる余地は残っています。ここで紹介する4つを組み合わせれば、実質の月額をさらに数百円〜1,000円以上下げることも可能です。
セット割やキャンペーンを利用する
最も確実に効くのが家族割とセット割です。家族全員を同じ会社にまとめたり、指定の光回線・電気とセットで契約したりすることで、毎月の料金が自動的に安くなります。
- UQモバイル:自宅セット割で月1,100円割引、au PAYカードお支払い割で220円割引(トクトクプラン2が4,048円→2,728円に)
- 楽天モバイル:最強家族割で全データ帯が110円割引
- イオンモバイル:家族割引・シェア音声プランで家族全体のコストを圧縮
- mineo:家族割引で1回線あたり55円割引、パケットシェアで余ったデータを分け合える
加えて見逃せないのが乗り換えキャンペーンです。MNP限定で1〜2万円相当のポイント還元が行われていることが多く、これを月割りで考えれば実質の月額は大きく下がります。たとえば20,000円分の還元なら、1年間で月あたり約1,667円の値引きに相当します。契約タイミングは、キャンペーンの有無で選ぶくらいの価値があります。
デュアルSIM運用で20GBを最安構成にする
もう一段踏み込みたい人向けの王道テクニックがデュアルSIM運用です。最近のスマホは物理SIM+eSIMの2回線を1台で同時に使えるため、これを利用します。
考え方はシンプルで、「電話番号を維持するための音声SIM(最小容量)」+「データ通信が圧倒的に安いデータ専用SIM(特にeSIM)」を組み合わせるというものです。
- 音声SIM:日本通信SIMの合理的シンプル290プラン(1GB・290円)などで番号を維持
- データSIM:povoのまとめ買いトッピングや、各社のデータ専用eSIM(音声SIMより月300〜400円安い)で通信量を確保
この構成なら、音声通話は安定した回線で確保しつつ、データ通信は最安値のサービスから調達するという“いいとこ取り”ができます。片方が通信障害を起こしてももう片方が使えるという、災害時の安心感も副産物として得られます。
ただし正直にお伝えすると、デュアルSIM運用は「初期設定を自分ででき、毎月のスマホ代を1円でも安くしたい人」にとっては非常に賢い方法ですが、「設定はすべてお任せしたい人」「少しの手間もかけたくない人」にはおすすめできません。2社と契約するぶん請求も設定も2倍になり、どちらの回線でデータ通信をするかの切り替え設定も必要です。手間を楽しめるかどうかが分かれ目だと考えてください。
Wi-Fiと節約モードを併用する
基本ですが、最も効果が大きいのがこれです。自宅や職場では必ずWi-Fiに接続する——それだけでモバイルデータの消費は劇的に減ります。
特に見落としがちなのが、外出先から帰宅したあともWi-Fiがオフのままになっているケースです。Wi-Fiの自動接続をオンにしておけば、帰宅と同時に切り替わります。OSやアプリの大型アップデート、動画のダウンロードは必ずWi-Fi環境で行いましょう。
これに加えて、mineo・イオンモバイル・NUROモバイルなどが備える「節約モード(低速モード)」を併用します。オンにしている間はデータを消費しないため、音楽ストリーミングやラジオ、テキスト中心のWeb閲覧はこちらで済ませ、動画を見るときだけ高速に戻すという使い分けをすれば、月の消費量を大幅に圧縮できます。
ポイ活を連携させて実質料金を下げる
最後は「実質料金」という考え方です。月額料金そのものは変わらなくても、ポイント還元を加味すれば実質的な負担額は下がります。
- 楽天モバイル:契約するだけで楽天市場のポイント倍率(SPU)が上昇。楽天市場をよく使う人なら年間数千〜数万ポイントの差に
- ahamo(ドコモ):料金支払いや連携サービスでdポイントが貯まる。dカード払いでのボーナスパケット特典も
- LINEMO・povo(ソフトバンク/au系):キャンペーン特典がPayPayポイントやau PAY残高で還元される
- イオンモバイル:イオンでの買い物と組み合わせてWAON POINTが貯まる
ポイントは「自分が普段使っている経済圏に合わせる」こと。楽天市場でよく買い物をする人が楽天モバイルを選べば、月額2,178円のうち実質的に数百円分はポイントで戻ってくる計算になります。月額の数百円差を追いかけるより、経済圏を揃えたほうが結果的に得をするケースは少なくありません。
【FAQ】格安SIMの「月20GBプラン」に関してよくある質問
最後に、20GBプランを検討している方からよく寄せられる質問にお答えします。契約前の最終チェックとしてご活用ください。
Q. 20GBプランは光回線(自宅Wi-Fi)なしでも一人暮らしでやりくりできる?
結論としては、大容量の動画視聴やオンラインゲームを長時間しない限り、一人暮らしなら十分に対応可能です。
前述のとおり、20GBはYouTube標準画質で約33時間、SNSやWeb閲覧なら数百時間分に相当します。「帰宅後に2時間ほど動画を見る」という生活だと月30GB前後になり厳しくなりますが、「通勤中に1時間、家では30分程度」なら20GBで収まります。
光回線は月4,000〜5,000円かかるため、20GBプラン(1,390円〜)で済ませられれば年間3〜4万円の節約になります。不安な人は、超過後も使い放題に移行する楽天モバイルや、3Mbps使い放題が無料のmineoを選べば、万一足りなくなっても致命傷にはなりません。
Q. 海外旅行や海外出張でもそのまま20GB使える格安SIMはある?
あります。代表格がahamoです。追加料金なしで海外82の国・地域でそのままデータ通信が使えます(月20GBまで、15日を超えると速度制限)。現地でSIMを買い直したり、海外用Wi-Fiをレンタルしたりする必要がありません。
海外用Wi-Fiレンタルは1日あたり1,000円前後かかることを考えると、年に1〜2回でも海外に行く人にとっては、ahamoの月額2,970円は十分に元が取れる計算になります。出張が多いビジネスパーソンや旅行好きの人には、この一点だけでahamoを選ぶ価値があります。
Q. 20GBと30GBはどちらを選ぶべき?
判断基準は「動画視聴の頻度」と「自宅Wi-Fiの有無」の2つです。
- 自宅にWi-Fiがある+外での動画は1日1時間以内 → 20GBで十分
- 自宅にWi-Fiがない、または毎日長時間動画を見る → 30GB以上を推奨
迷ったときの答えはシンプルで、30GBのahamo(2,970円)を選んでおけば安心です。20GBプランの相場が2,000〜2,900円であることを考えると、差額はごくわずか。それで10GB分の余裕と5分かけ放題、そして昼でも落ちない速度が手に入るなら、費用対効果は高いといえます。「足りなくて困る」ストレスは、月数百円の差額より大きいものです。
Q. 店舗で初期設定やサポートを受けられる20GBプランはある?
はい、いくつかあります。ただしサポート形態はサービスごとに異なるので注意しましょう。
- UQモバイル:全国2,700店舗以上で対面サポート。契約から設定まで無料で相談可能
- 楽天モバイル:全国に直営ショップを展開。初期設定サポートも受けられる
- イオンモバイル:全国のイオン店舗で契約・設定・アフターサポートまで対応
- ahamo:ドコモショップで申し込みや設定のサポートを受けられるが有償(3,300円〜)
- LINEMO・povo・HISモバイル・日本通信SIM:原則オンラインのみ
「初めての格安SIMで設定が不安」という人はUQモバイル・楽天モバイル・イオンモバイルの3択と考えてよいでしょう。ahamoは店舗が使えるものの有償なので、その点は理解したうえで選んでください。
Q. 格安SIMの月20GBでは5G対応は必須?
必須ではありません。4G(LTE)でも20GB程度の利用であれば、動画視聴もSNSも問題なく快適に使えます。実際、格安SIMの平均的な下り速度は30〜130Mbpsで、これは4Gの範囲内で十分に出ている数値です。
ただし5G対応端末と5Gエリアが揃っていれば、動画や大容量ファイルのダウンロードが明らかに速くなります。アプリのアップデートが数十秒で終わる、動画の読み込みで待たされない、といった快適さの違いは体感できるレベルです。
今回紹介した9社はいずれも5Gに対応しています(HISモバイルなど一部は無料の申し込みが必要)。「あれば嬉しいが、なくても困らない」——これが20GB帯における5Gの位置づけだと考えてください。
Q. 格安eSIMは即日開通できる?
はい。eSIM対応サービスの多くは、オンラインで申し込んだあとすぐに開通できます。物理的なSIMカードの郵送を待つ必要がないため、早ければ申し込みから数十分〜数時間で使い始められます。
ahamo、LINEMO、povo、楽天モバイル、UQモバイル、mineo、イオンモバイル、HISモバイル、日本通信SIMと、主要サービスはほぼすべてeSIMに対応しています。「今日中に乗り換えを終わらせたい」「スマホが壊れて急いで回線が必要」という人には、eSIM一択です。
注意点は対応端末が限られること(iPhoneならXS以降)と、本人確認や審査の混雑状況によっては時間がかかる場合があること。急ぎの場合は、平日の日中に申し込むとスムーズに進みやすくなります。
格安SIMで快適さと安さを両立するなら「20GBプラン」がおすすめ!
20GBは、「10GBでは動画やゲームに物足りない、でも無制限を払うほどは使わない」という人にとって、最も費用対効果の高い容量帯です。
格安SIMは解約金がかからないサービスがほとんどで、合わなければ乗り換え直すこともできます。
まずは気になる1社から、無理のない一歩を踏み出してみてください。大手キャリアから乗り換えれば、年間5万円以上の節約になることも決して珍しくありません。