クラウド型RPAツールとは?メリット・デメリットやおすすめツールを紹介

  • 2022年10月28日
  • 2024年2月22日
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近年、日本でも業務効率のアップや働き方改革の推進に役立つ技術として注目を集め、RPAの導入を検討・実施する企業が増えてきています。導入率を上げている要因の一つとして挙げられるのが、クラウド型RPAツールが多く参入してきたことです。本記事では、RPAの基礎知識から種類別の特徴、おすすめのクラウド型RPAツールなどを紹介していきます。

そもそもRPAとは?

RPAとはRobotic Process Automation(ロボティックプロセスオートメーション)略称で、パソコン上で行う業務にロボットを利用して自動化する取り組みのことです。これまで人の手で行ってきた作業や、より高度な作業を人に代わって行うルールエンジンやAI、機械学習などを含む認知技術を利用することで業務の効率化を図ることができます。

RPAによる自動化は、自動化させたい作業をパソコン上でRPAに覚えさせ、ロボットがRPAツール内で自動的に業務を行う仕組みです。これらは単純作業や、手順やルールが決まっている業務を得意としています。

RPA提供方法別に特徴を紹介

RPAツールは主に「クラウド型」「デスクトップ型」「サーバ型」の3種類に分けることができます。これらはソフトウェアロボットや、デジタルレイバーと呼ばれる仮想知的労働者が働く場所の違いから区別されています。ここではそれぞれの特徴について見ていきましょう。

クラウド型(インターネットを経由)

クラウド型RPAは、インターネット上で利用できるRPAツールです。インターネット上のクラウドサービスにログインし、Webブラウザ上で作業が行われます。

クラウド上で利用するので、自社でのメンテナンスやアップデートの必要がありません。またシステム障害時も、提供側の専門知識を持つスタッフが対応してくれるため、専門知識がない方でも安心して利用できます。

デスクトップ型(個人のPC上で作業)

デスクトップ型RPAは、パソコンへ直接インストールして個人のパソコン上で作業が行われます。1台のパソコンごとに導入ができるため、社員数の少ない中小企業でも導入がしやすいです。

また、比較的安価である、担当者レベルで管理できる、部門や個人単位で導入しやすい、情報漏洩のリスクを低減できるなどの特徴もあります。しかし、一元管理ができないため属人的な管理になりやすい点に注意しましょう。

サーバ型(サーバ内で一括管理)

サーバ型RPAは、サーバ上でRPAを利用するため、一度に多くのロボットが自動化できます。パソコン単位ではなく複数のシステムや業務を一括管理することができるため、全社的な大規模導入を考えている企業におすすめです。

また、サーバ上では100体以上のロボットが作業しており、1台のパソコンで膨大な量のデータを扱うことができます。自社サーバにRPAを導入するためセキュリティ面でも安心できますが、クラウド型やデスクトップ型に比べて初期費用や維持費が高額になりやすいためその点は注意しましょう。

クラウド型RPAツールのメリット

近年、クラウド型RPAの参入によって、RPAツールが注目を集めるようになりました。クラウド型RPAが増えてきた背景には、さまざまなメリットの存在が関係しているといえるでしょう。ここでは、クラウド型RPAツールのメリットを3つ紹介していきます。

1.初期導入コストが安価で済む

クラウド型RPAは、デスクトップ型やサーバ型とは異なり、自社サーバへの導入やシステムのインストールを必要としません。インターネットに繋ぐことができれば、すぐに利用することができるのです。そのため、サーバの構築費用がかからず初期費用を抑えて導入することができます。

また複数のパソコンで利用したいとき、パソコン単位で購入が必要なデスクトップと比較しても、月額料金で複数のパソコンで利用できるクラウド型は、コストを抑えられるといえるでしょう。

2.バージョンアップの必要がない

外部にあるクラウド上のサービスを利用するため、自社でのアップデートやメンテナンスは不要です。自動でアップデートが行われるので、常に最新の機能が利用できたり、動作の安定性が向上したりと、RPAツールの利用環境が整っていることも強みの一つといえます。

3.並行して他の操作ができる

クラウド型はパソコン内にRPAツールをインストールしているわけではありません。つまり、クラウド上のRPAツールを利用しているため、RPAツールが作業を行っている間でも、パソコン上で別の作業を行うことができます。

デスクトップ型では、RPAツールの作業中に別で作業するためには、業務用とRPA用でパソコンを分ける必要があります。クラウド型はRPAと並行して通常業務も進められるので、業務の効率アップが可能です。

クラウド型RPAツールのデメリット

比較的安価で使い勝手の良いクラウド型RPAツールですが、やはりデメリットも存在します。ここではクラウド型RPAツールのデメリットを2つ紹介していきます。

1.情報漏えいに注意が必要

クラウド型RPAツールの大きな課題はセキュリティ面です。クラウド型は、インターネットを通じて外部のサーバへデータをアップロードする仕組みのため、全世界とインターネットでつながっているということがいえます。

つまり、サイバー攻撃や不正アクセスによる情報漏洩のリスクが高いということでもあります。そのためクラウド型RPAツールを選ぶ際には、セキュリティ対策を強化しているツールを選ぶことも大切です。

2.クラウドサービス上の操作に限定される

クラウド型RPAツールの一番の弱点は、対応できる業務がクラウド上やWeb上で操作のできる業務に限られてしまうことです。RPAツールはクラウド上にあるため、パソコン内に保存されているファイルやアプリ、社内システムなどは操作できません。

つまり、それらにRPAツールを利用したい場合は、パソコン内のデータをクラウド上にアップロードして作業を行う必要があります。しかし、先に説明したようなセキュリティ面の課題から、情報の内容によってはクラウド上に保存できないこともありますので注意しましょう。

おすすめのクラウド型RPAツール

ここでは、おすすめのクラウド型RPAツールを紹介していきます。メリットやデメリットを理解したうえで、導入を検討している方は参考にしてみてください。

Robotic Crowd(ロボティック・クラウド)

株式会社チュートリアルが提供するクラウド型RPAツールです。ソフトウェアのインストールが不要で、Google Chromeがあれば業務の自動化ができます。OSのバージョンや環境に関係なく利用できるため、導入のしやすさが魅力的です。

BizteX cobit(ビズテックス・コビット)

BizteX株式会社が提供するクラウド型RPAツールです。2018年度にグッドデザイン賞を受賞した直感的なUIデザインが特徴で、プログラミングの知識があまりない方でも簡単に操作できるシステムになっています。専門的な知識がない企業でも業務の自動化を進めることができるでしょう。

UiPath Automation Cloud(ユーアイパス・オートメーションクラウド)

RPAの開発で世界的に有名なUiPath株式会社が提供するクラウド型RPAツールです。プログラミングやコーディングの知識は不要で、ドラッグ&ドロップで直感的に操作することができます。日本語でのサポート対応も充実していますので、導入後も安心して利用することができるでしょう。

まとめ:クラウド型RPAの特徴をつかんで上手に活用しましょう

本記事では、RPAの種類やクラウド型RPAツールの詳細について紹介しました。クラウド型RPAツールには、比較的安価で取り扱いが容易であるという特徴がありますが、その反面、セキュリティ面や作業可能範囲では課題も残っています。これらを理解し、またデスクトップ型やサーバ型とも比較したうえで、企業の状況に合ったRPAツールを導入していきましょう。

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oneplus編集部

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