引当金とは?目的や種類、勘定科目・仕訳例をわかりやすく解説

引当金は、来期以降に支払うことが予測される費用・損失に備える準備金です。よく使用されるものとして貸倒引当金があります。賞与引当金や退職給付引当金は身近に感じられるため、イメージがしやすいでしょう。 決算書でこれらの勘定科目を見たことがあっても、目的や使い方は詳しくないという方も多いのではないでしょうか。そこでこの記事では引当金について解説し、使用する目的や具体的な勘定科目・仕訳例をご紹介していきます。是非、参考にしてください。 目次 1 引当金とは? 定義や要件、目的をわかりやすく解説  1.1 引当金とは当期以前からの予測が可能な出費をあらかじめ計上する会計処理のこと1.1.1 引当金は4つの要件をすべて満たしたときに計上が可能1.2 引当金を用いる目的は発生主義・保守主義的に正しい会計処理をするため1.2.1 企業会計原則のひとつ|発生主義とは1.2.2 企業会計原則のひとつ|保守主義とは1.3 もし引当金で会計処理をしないとどうなるのか?2 引当金は「評価性」と「負債性」の2種類に分類できる2.1 評価性引当金|資産に計上する引当金2.2 負債性引当金|負債に計上する引当金3 評価性引当金|資産に計上する引当金の具体例・2つ3.1 貸倒引当金とは債権の貸し倒れ(回収不能)に備える勘定科目3.2 投資損失引当金とは子会社等への投資の損失に備える勘定科目4 負債性引当金|負債に計上する引当金の具体例・3つ4.1 賞与引当金|予定している賞与に備える勘定科目4.2 退職給付引当金|退職後に支払う給付に備える勘定科目4.3 修繕引当金|設備等固定資産の修理に備える勘定科目4.4 【注意】税制改正で廃止となった返品調整引当金の経過措置について5 2種類の引当金それぞれの仕訳例5.1 評価性引当金の仕訳例5.2 負債性引当金の仕訳例6 税務上は中小企業の一部の貸倒引当金以外損金不算入である7 引当金の要件や個別の勘定科目・仕訳まとめ 引当金とは? 定義や要件、目的をわかりやすく解説   引当金とは当期以前からの予測が可能な出費をあらかじめ計上する会計処理のこと 企業活動において、来期以降に発生する可能性の高い費用があります。また、取引先の倒産や子会社の業績悪化等、自社だけではどうにもならない損失もあるでしょう。 引当金は、このような費用または損失に備え、あらかじめ見積もっ

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