損害の補償がプラスになったときの勘定科目「保険差益」とは?

損益計算書にある特別損益は、会社の経常的な事業活動とは関係なく、その期だけに例外的に生じた利益・損失です。 固定資産売却益・固定資産売却損が有名でしょうか。 事業活動では、災害や事故といった偶発的な損害を被ることがあります。そのようなときのために保険をかけていることでしょう。 今回は、企業の固定資産が損害を受け、保険金を受領したときに使用する保険差益という特別利益についてご紹介します。 万が一に備えて、保険差益やその反対概念がどのようなものか、仕訳の仕方、注意点について学びましょう。 目次 1 損害時に覚えておきたい勘定科目「保険差益」とは?1.1 保険による補償額が帳簿価格を上回った場合の差額をいう1.2 保険差益は雑収入ではなく「特別利益」に計上する1.3 保険差益の計上時期は保険金の確定したとき2 保険事由があった場合の仕訳例を順を追って解説2.1 保険事由の発生時の仕訳例2.1.1 勘定科目「保険未決算」は未決算勘定という一時的な勘定2.2 保険金額が確定したときの仕訳例(保険差益が生じる場合)2.3 保険金額が確定したときの仕訳例(保険損失が生じる場合)2.4 保険金の受領時の仕訳例3 保険差益を会計処理する際に気をつけたい注意点3.1 保険差益は消費税の不課税取引に該当する3.1.1 「不課税取引」とは消費税の課税要件を満たさない取引のこと3.2 保険差益は法人税上の「益金」として算入する=課税対象である3.2.1 「益金」には企業会計上の収益と若干異なる目的がある4 保険差益で損害の代替として有形固形資産を取得した場合の「圧縮記帳」とは?4.1 損害のあった年に資産を再取得して生じる税負担を減らすための制度4.2 圧縮記帳には適用できる要件が定められている4.3 圧縮記帳は保険差益のほか国庫補助金や工事負担金が対象になる5 まとめ 損害時に覚えておきたい勘定科目「保険差益」とは? 保険による補償額が帳簿価格を上回った場合の差額をいう 保険差益とは、保険事故の損害額や補償額等が確定し、通知された金額が帳簿上の価額より高いときに、その差額を処理するための収益勘定のことを言います。 特別利益に該当する科目です。反対概念は保険差損ではなく、火災で負った損害なら火災損失となります(注)。法人税では益金となり、消費税では課税対象外の収益です。 【補足】保険事故とは

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oneplus編集部

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