【アパホテル株式会社取締役社長 元谷芙美子氏 インタビュー】コロナ禍で業界大打撃でも「黒字経営」を続けられる経営哲学とは #2 今日のいまのこの瞬間こそが、自分にとっての宝物の時間

「私が社長です。」―-おなじみのフレーズと個性的なファッションで、多くのメディアを席巻してきたアパホテル社長・元谷芙美子氏。生まれもっての天真爛漫さで、つねに話題の提供にこと欠かない元谷氏ですが、その経営手腕も同社が遂げてきた創業以来の連続黒字経営で実証済みです。ただここ数年のコロナ禍で吹き荒れたホテル業界への強烈な逆風は、さすがの元谷氏も予想し得なかった荒波だったそうです。そして今、かつてなかったほどの苦境を経験しながら、見事なV字回復を遂げた同社。それを実現する要因となった、元谷氏が培ってきた経営哲学とは何でしょうか。自ら「スーパーポジティブ」と語る、そのマインドを含めてうかがいました。 目次 1 子どもの頃からの「スーパーポジティブ思考」2 一刻たりとも無駄にせず、今この瞬間を大切に歩みたい3 業界のリーディングカンパニーとして、本物の会社になっていく4 お客様に幸せを提供し、人生の喜びが大きくなる仕事5 苦しみながら楽しみながら、臨場感をもって実践することが大事 子どもの頃からの「スーパーポジティブ思考」 事業を進めていく中で起こるのは、いつも良いことばかりではありません。良いこともそうでないことも平等に起こる、いわば半分半分というのが人生ですから。私は小さな頃からスーパーポジティブな、びっくりするくらいのプラス思考の子どもで、自分でもいつもアドレナリンが出まくっていたような状態(笑)。周りからも「すごいね」と、褒められているのかあきれられているのか分からない…といったことが少なくありませんでした。 とくに、もう駄目かな?と思うような状況でも、絶対にあきらめない。そこからはい上がって、絶対に成し得るという「レジリエンス精神」が昔から熱かった人間でした。そうした考え方やマインドが、社長として向いていたのかな…と思います。 一刻たりとも無駄にせず、今この瞬間を大切に歩みたい たとえマイナスの状況下にあっても、人間というのは、どう考えるかでその後の方向性や人生自体が決まるのです。ただ漫然と生きていくのではなく、今日の続きが明日であり、明日の続きが明後日であると日々意識していくこと。継続することはもちろん大切ですが、もう少し深く読むと、人生とはただ継続していくのではなく、今日のいまのこの瞬間こそが、自分の宝物の時間であることを認識することが大切だと肝に銘じています。

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oneplus編集部

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  • 【アパホテル株式会社取締役社長 元谷芙美子氏 インタビュー】コロナ禍で業界大打撃でも「黒字経営」を続けられる経営哲学とは #1 苦境のときこそチャンスに変える「レジリエンス経営」

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