【有限会社並木商店 インタビュー】oneplatでペーパーレス化を実現

並木商店は東京都の新宿区若葉という町で1949年に創業した精肉店です。

街のお肉屋さんとして、お昼はお弁当屋さんとして、飲食店の仕入れパートナーとして、美味しいお肉を提供し続けています。

企業プロフィール

社名:有限会社並木商店

サイト:https://namiki29.com/

ご担当者様:並木 建造様

会社所在地:〒160-0011 東京都新宿区若葉2-12

設立年度:1949年8月

同社がoneplatを導入をするに当たってのきっかけ、oneplat導入によって改善したところ、株式会社Oneplatのサポート対応についての感想をお伺いしました。

ーoneplatを導入するにあたり、競合のツール等、比較検討したツールはありましたか?

実は既に他社の請求書受領システムを使っていたので、コスト面と利便性を含めての検討はしました。

ただ、もともと使用していた他社のサービスでは「並木商店としての活用」ができていませんでした。

電子化されるのが請求書だけなので、「じゃあ伝票の方はどうしよう?電子化できないままなのか?」と非常に困っていました。

そんな時に、oneplatに出会い検討するに至ったというわけです。

ーoneplatを導入するに至った背景や理由、当時抱えていた御社内の課題はどんなものだったでしょうか?

やはり、納品書の保管場所にはいつも困っていました。

今はまだ大丈夫だけれど、保管場所の拡充や、保管義務の延長等に対応できなくなるリスクを考えると、電子化というのは社内でも一つのキーワードでしたね。

それに保管していても、しまい込むと結局見返せないんですよね。

なので、いつでも見られるような情報の形で保管したいという思いがありました。

実は、5年ほど前から外部のパートナーの方に依頼して、全仕入伝票データをスキャンした上で入力していただいていました。

外から見ても、

「何月何日に何を何Kg買った。単価はいくら。」

というのを履歴として追えるような仕組みはあったのですが、例えばそのパートナー側の事情でアップロードが遅くなってしまうこともある訳です。

日々DropBoxにアップしてもらっていたのですが、次第にタイムラグが出てくるようになり、このままの体制で長く続けていくのは難しいなと感じました。

それなら、より仕入先の会社さんも巻き込んでいけるような仕組みはないかなと思いはじめたんです。

また、仕入れ業務に関係する課題では、検品と発注がありました。

検品作業が「盲判」のような状況になっており、精度向上は課題でした。

ただ、仕入先の会社さんに任せっきりにしていたこともあり、なかなか解決には向かいにくい状況だったんですね。

伝票をしっかり見直してはいませんし、仕入先の発行した伝票を信じるしかないという状態です。

また、電話の発注なのでそもそも履歴が残っていないことも原因の一つでした。

こういった状況の中でoneplatの導入を決めたのは「取引先の商品名」でデータが入手できることが背景にありました。

このデータを元に「A社に対する専用の発注書」を作れば、先方も見やすく、弊社としてもFAXや電子メールの発注の履歴が残るので、履歴をもとに正確な検品作業ができる訳です。

こうした改善施策を打てる、ということが非常に魅力的でした。

ただ、懸念点も実はたくさんありました。

そもそものoneplatとの出会いは、弊社のお客さんである企業さんに「使ってくれ」と頼まれたことがきっかけでした。

ですが、その企業さん自身が導入から半年ほどで運用を止めてしまったんですよね。

なので、「運用を続けていくことはかなり大変なんじゃないか」という心配は大きかったです。

また、取引金額が少ない企業さんが導入してくれないんじゃないか、という不安もありましたね。

取引金額が小さい企業さんだと、導入しても手間やコストが増えるばかりで大きなメリットにはなりにくいと思うんです。

そういった意味で言うと、導入についてイメージできる領域がかなり広かったので、最初の段階で「販売者」側を経験していたのは良かったですね。

ーoneplatを導入して改善した点や良かったポイントを教えてください

伝票の保管が不要になったことが大きいですね。

もちろん、社内事情や仕入先との兼ね合いで100%不要になった訳ではないのですが、月間で200枚、年間で2,400枚ほどの納品書は保管が不要になりました。

今以上にoneplatを活用して伝票作業を効率化していくには、やはり社内や取引先も含めた運用への慣れや協力が必要不可欠だと感じていますね。

ただ、世代交代や取引先の賛同等、少しずつ進めていくことで不可能ではない、といったところまでは来ていますし、私自身も、可能だと思っています。

また、oneplatの良かったところとしては、良い意味で「あれもこれも」はできないところですかね。

以前から使っていたサービスは、あれもこれもできすぎるから非常に遅かったんです。

機能が多すぎて、いち担当者レベルだと、何をやったら良いのかわからなくなってしまうので、使いこなせていないデータとかがかなり出てきてしまっていました。

oneplatは機能が絞られており、インターフェースも非常に見やすいサービスだと思っています。

操作面での不満はほとんどないですね。

ーお取引を開始した後の株式会社Oneplatの対応についてはいかがでしたでしょうか

導入前の営業段階では耳障りのいいことを言っておきながら、実際に契約したら全然サポートしてくれない…なんて企業さんもあるかと思いますが、株式会社Oneplatは全然そんなことありませんでしたね。

導入に関する説明会も主導していただく等、カスタマーサポートの側面では非常にレベルの高い企業だと感じています。

ー今後、どういった形でoneplatをご利用していただけますでしょうか

やっぱり、発注書の作成とサービスのリプレイスの部分が大きなポイントになると思います。

従来で使っていたサービスを3月末で終了することもあるので、リプレイスについては特に前向きに取り組んでいく予定です。

リプレイスを積極的に進めていきたいという機運を高めていただいたのも、oneplatの初回導入時のサポート対応が非常に大きかったですね。

一から自社で進めていくのもかなり難しいですので、今後の拡大局面でもサポートしていただけるのは非常に有り難いです。

ーoneplatを他社様にご紹介いただく際には、どういったポイントをご紹介いただけますでしょうか

操作が非常にシンプルだから、まずは一度導入してみなよ、といった形で紹介すると思いますね。

どの業務をどの画面でできるのか、が非常にわかりやすいので、実際の運用フローに乗せることも容易に想像しやすいはずです。

納品書の電子化は、目に見えて実績になりますし、仕入単価の見える化にも繋がるので魅力的なツールですよ。

費用感としても試しで導入するにはちょうどいい金額なので、見切り発車での導入でも全然大丈夫だと思いますよ。

ーoneplatについてのご感想やお勧めコメントをいただけますでしょうか

もちろん取り組まれていると思うのですが、oneplatには業界内のスタンダードツールになるような存在になってもらいたいですね。

弊社も含めて非常にレガシーな業界の企業さんが多いと思いますので、そういった企業さんの担当者の「電子化なんてできる訳ない」といった思い込みを覆して欲しいと思います。

この記事を読んだ方で「受け取る」納品書や請求書を「電子化」することに興味がある方はいませんか?

oneplatは、納品書や請求書をデータで受け取れるサービスです。

会社組織の財務・経理部門や、支店・店舗・工場などの、 管理業務における下記の課題解決にoneplatは大きく貢献できます。

  • 会計/販売管理システムとの連携で仕訳入力が不要に
  • 取りまとめたデータを自動で取り込み
  • 総合振込データの作成や仕訳の消込も自動入力

導入後は複雑なデータ入力業務に時間を奪われることなく、本来の業務へ時間とコストを割くことが可能です。

このウェブサイトでは、他にもコスト削減・業務効率化に役立つ資料を無料で配布しておりますので、 是非、この機会に一度資料ダウンロードをしてみください。

oneplus編集部

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